3.工事上の注意事項 |
(1) 張力
4対ケーブルは110N(11.22KGF)以上の張力がかからない様に布設工事をすることが定められており、導体の伸び防止のため張力を加えないようにしてください。 |
(2) 捻回防止
ケーブルが捻回しないような方法を取ってください。 |
(3) 曲げ半径
布設時の曲げ半径は次のように決められております。当社のケーブルを例に取りますと
4対ケーブル 外径の4倍以上
24対ケーブル 外径の10倍以上
特にケーブルを急角度で曲げるような配線は電気特性をを悪くしますので避けてください。 |
(4)締め付け
ステップルや取りつけ金具を用いる場合は適切な大きさの物を選びケーブルがゆるやかに止まるように取り付けてください。UTPケーブルの構造が外圧で変形すると電気特性に悪い影響を与えます。 |
(5) シースの除去
ケーブルのシースは、必要最小限以上は除去しないで下さい。 |
(6) 対のより戻し
規格上は、対のより戻しは13mm以下となっています。より戻し部分が短いほど、漏話特性は悪くなりませんので出来るだけより戻さないで結線して下さい。 |